地元の人の暖かさに背中を押されたから
お話をうかがった方
加藤 璃稀 さん
- 前住地
- 東京都練馬区
- 移住後の仕事
- NPO法人おおいた環境保全フォーラム
(はざこネイチャーセンター)
希少野生動植物の調査・保護・外来種対策、
環境保全活動、はざこネイチャーセンターの運営・接客等 - U・Iターン別
- Iターン
- 移住した年
- 2017年
移住のきっかけは?
やりたい事が仕事として出来るから
子供のころからウミガメが好きで、保護活動等に携われる仕事に就ければと思っていました。そのような時、憧れている人から「やりたい事を仕事にしないと人生が楽しくない。人生一度しかないから楽しみなさい。」と言われた事が移住のきっかけです。
移住の決め手は何でしたか?
海の近くに住むのが夢だったから
岐阜県出身で小さなころから海の近くに住むことに憧れていました。ウミガメにも興味があり、東京にある海洋生物の専門学校へ進学しました。その後ペットショップに就職していましたが、ウミガメに対する思いが日増しに強くなっていきました。
屋久島へウミガメの調査のボランティアに何度か行っていましたが、そんな折現地で知り合った現職場の同僚に「ウミガメにかかわる仕事がしたい。」と相談したところ、「佐伯に来ないか?」と誘われました。
移住に向けた準備はどのようにされましたか?
3か月間の研修でここで暮らす自信が持てました
お試し期間として3か月間研修で佐伯市に来ることになりました。ウミガメの保護活動だけでなく環境教育など子供たちと接する機会が多く、とても楽しかったです。地元の方も暖かく迎えてくれて、ここで暮らす自信が持てました。
帰宅後、家族と話し合いをして、少し反対もありましたが、「やりたいこと」なので納得してもらいました。引っ越しは身の回りのものだけを持って、愛犬のぷーちゃんと来ました。
仕事や住居はどのようにして見つけましたか?
職場の仲間と区長さんの協力
屋久島で知り合った現同僚からはざこネイチャーセンターの仕事に誘われ、仕事を決めましたが、愛犬と住んでいたため、一緒に住める家を探していました。間越(はざこ)地区の区長さんに相談したところ、地区内の空き家を住めるように改修し、家を貸していただくことができました。大変感謝しています。
移住前と移住後での暮らしはどう違いますか
不便さを楽しんでいます
東京に住んでいた時は、近くにコンビニやスーパーがあったので、すぐに買い物ができていましたし、移動手段も電車などの公共交通機関がほとんどでした。佐伯では移動手段も車しかなく、生活用品などは1週間まとめて買い物をして、食事も自炊をするようになりました。
以前から歌が好きで、最近はひとりカラオケに行くのが楽しみとなっています。
移住後の暮らし(楽しみ、苦労したこと)
愛犬「ぷーちゃん」との生活
以前は移動手段が電車や自転車だったためペーパードライバーで、車に乗る機会がありませんでした。運転に慣れるまでは、間越地区内で練習しました(笑)。地区内の行事やお祭りへの参加や夏場はシュノーケリングでテーブルサンゴを観るのが楽しみです。また、愛犬のぷーちゃんと海岸を散歩する際の夕日は格別です。
NPO法人おおいた環境保全フォーラム(はざこネイチャーセンター)
0972-34-8448
https://hazako.com