見つけた目標。繋がる、繋げてくれる人
お話をうかがった方
早川 光樹 さん
- 前住地
- 神奈川相模原市
- 移住後の仕事
- 道の駅かまえ Buri Laboratory
(株式会社 蒲江創生協会)
- U・Iターン別
- Iターン
- 移住した年
- 2019年
移住のきっかけは?
父のふるさとで仕事をする。
佐伯は父の故郷で、小さいころ遊びに来ていたので馴染みの場所でした。
もともと魚が好きではなかったのですが、学生時代にした鮮魚店でのバイトをきっかけに美味しさに気づき、魚への興味を持ちました。
海外留学中に、日本料理店で海外の友人が刺身の美味しさに感動している姿をみて、「魚で世界に出ていけるかもしれない!日本でそういう仕事に就きたい」と思いました。そんな折に、祖父の体調が悪くて佐伯に来た際、まちが以前より淋しくなっているなと感じ、佐伯を魚で盛り上げられないか考えていたところ、「道の駅かまえ」の運営の公募があったことがきっかけです。
移住の決め手は何でしたか?
やりたいことと繋がった。
大学4年だったこともあり、就職を探していた際に、「道の駅かまえ」の運営の公募があったことを、大学の先生に相談したところ、勧めていただき応募することとなりました。大学のみんなや家族の協力を得ながらでしたが、無事、採用をいただくことが出来ました。「道の駅かまえ」の運営に携われるようになったことが移住の決め手となりました。
移住に向けた準備はどのようにされましたか?
準備は特になし!弾丸の移住
公募決定通知から1カ月後には移住しなければならなかったので、急いで準備をしました。ですが、元々あまりモノを持たない性格だったのでそんなに荷物は多くありませんでした。
仕事や住居はどのようにして見つけましたか?
繋がった方からの紹介を通して
仕事が決まってからの移住だったので、急いで準備をしました。住居は市役所の方が一緒に探してくれ、車は祖父母方の親戚から譲ってもらいました。支えてくれる方々の有難さを感じました。
移住前と移住後での暮らしはどう違いますか
魚/美味しい/食べ物/季節/交通
神奈川に居る時よりも魚が本当に美味しいと感じます。他の食材も同様に美味しく感じました。都会にはない自然、山々に生える木々の色が季節を訴えてくる感じが違います。
移住後の暮らし(楽しみ、苦労したこと)
楽しみ:人との出会い 悲しみ:スーパー閉店が早い
都会と比べて確かに不便さはあると思います。スーパーの閉店が早い!私の仕事が終わる時間には既に閉店しています。ただ佐伯でやりがいのあることを見つけることができました。私に任していただけることになった「道の駅かまえ」を中心に、蒲江・佐伯が元気になることが何よりの目標です。「人が集まる場所にする」それがわたしたちの志です。幸いなことにこれまで「道の駅かまえ」で、大いに活躍されていた方々の多くが、引き続き力を貸してくださることになりました。
「道の駅かまえ」はブリ料理の研究施設として2019年4月1日に「道の駅かまえ Buri Laboratory」となりリニューアルオープンしました。ブリの一大生産地の佐伯市から世界に、佐伯市のブリの魅力を発信していきます。
佐伯市に移住を考えている人に一言
満ち溢れた素材を活かせる処
海、山、川なんでもある素材に満ち溢れたまち。都会の誰かが作ったものではなく、自分が作るものが問われるまち。移住は大きな決断なので一度は訪れてみて下さい。やりたいことがあれば、佐伯の人は熱く良い人が本当に多いので、きっと繋げてくれます。
道の駅かまえ Buri Laboratory
0972-42-0050
https://buri.fish/